予定納税って何だ?

「ちゃんと所得税は納めたはずなのに、予定納税とか言って税金の知らせが届きました。これは一体何だぁ!?」

・・・という状態になってしまっているという経営者は毎年一定数いるようです。特に、事業を開始して2年目の人が多いようですね。

予定納税というのは、5月15日現在に確定している前年度の所得金額などから計算された予定納税基準額が15万円以上になる場合、その年に払う所得税を前納する(させられる?)制度です。基本的には前年度分の申告納税額の3分の1ずつを、7月末と11月末までに支払わなければならないという制度です。

⇒ 予定納税についての国税庁の解説ページ

来年の所得税はどうなるのさ?

「じゃあ次の年の所得税はどうなるの?同じ利益額だったら3分の1+3分の1+1で66%アップじゃん!」

という疑問も出てきます。予定納税分に加えて普通に税金を取られたら、ほぼ全ての利益を失ってしまうことになりますよね。

もちろん、さすがにそのような理不尽なことはなく次の年に納付する所得税額は、前年の7月と11月に行った予定納税額を差し引いた金額になります。

2017年に予定納税で100万円を納めていて、2018年に行った2017年分の確定申告で所得税を150万円納付することになったら、100万円を引いた残りの50万円を納付することになるわけです。

赤字になった!予定納税分返せ!

「次の年赤字だったらどうなるの?意味なく税金を払っていることになるじゃん?お金返してください!!!」

ちゃんと戻ってきます。還付金という形で申請すると、銀行口座などに振り込まれます。さらに前年11月30日の公定歩合+4%の利子がつきます。

 

↑この利子を見て「お得ですよね!」とかって言ってる人もたまにいるんですが、ぶっちゃけ予定納税で資金を回せずに赤字になったりしてるんですがねー。個人事業主でも法人のトップでもなく、普通のサラリーマンが適当に書いているんでしょうね。

何というか、経営者向けの雑誌とか独立希望者向けの雑誌とかを普通のサラリーマンが執筆編集しているような雰囲気です(まぁ、しょうがないんですが)。

 
さて、その年赤字になりそうだったら、予定納税の減額申請という制度がありますので、早めに相談に出向くことをおすすめします。何となく税務署って足が向きにくい場所かもしれませんが(目をつけられて税務調査に入られたらどうしよう、とか)、気にしないで行ってみると良いです。

予定納税の減額申請手続きについては、
・廃業、休業、失業
・業績不振、災害、盗難、横領
などが個人事業主では対象になっていますね。一応予定納税にも期限がありますので減額申請にも期限があります。

第1期分および第2期分・・・7月1日~7月15日
第2期分のみ・・・11月1日~11月15日

非常に短い期間にしか予定納税の減額手続きができないので気をつけてください。

予定納税の問題点

単純に、資金繰りがきつくなるというのが予定納税の問題点ですね。ギリギリの企業なんかでは、予定納税のために銀行などから借金をして納税しているという場合もあります(中間決算をするという方法もありますが)。

個人事業をスタートさせてはじめて大きく儲かったらこれは非常に嬉しいことなのですが、実際にはその次の年っていうのは大して利益が残っていないことが多いんですよね。

・所得税
・住民税
・個人事業税
・国民健康保険税
これに加えて予定納税が加わってきます。
どう考えたってお金が残るはずがありません。

「予定納税といっても単に来年の税金を前払いしてるだけだろ?その分来年の所得税で払う分少なくなるんだから別に損してるわけじゃないじゃないか」

と思ったあなた、大儲けして予定納税したことありませんね?
ビジネスっていうのは再投資がとても重要なんですよ。あと気分。

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