個人事業主は税理士と顧問契約を結ぶべきなのか?

「個人事業主は税理士と顧問契約を結ぶべきなのか?」

ということについてですが、これは『個人事業主かどうか』ということではなくて個別の状況から考えていったほうが良い問題でしょう。

・税金のことがよくわからない
・売上規模が大きい
・もっともっと儲けたい

こういった理由があるんだったら、悩むことなく税理士に見てもらった方がいいでしょうね(もちろん、自分にとって『使える税理士』を選ぶということをお忘れなく)。

逆に、税金についてはそれなりに知識があるし、大した売上はないし経費もかかってないし、法人成りして会社を大きくするぞ!なんて思ってない・・・という個人事業主だったら別に税理士と顧問契約を結ぶ必要はないと思うんですよね。

そういった状況であれば税理士に見てもらうメリットがほとんど無いでしょうし、税務署としても税務調査に入るメリットが無ければやって来ないですから調査の立ち会いも必要ないわけですし、結果として無駄に月額顧問料やら決算料やらを払うということになってしまうでしょう。

(逆に言えば、こちらで税務調査に来るはずがないと思っていたのに税務調査に来た・・・というのであれば、税務署側としては申告以上の税金を取れる証拠を掴んでいるとかっていうことになるわけですけどね)

ですから、個人事業主だから税理士が必要か不要かというよりも、結局は売上規模やその後の展開に応じて税理士を頼むか頼まないかを決めたほうがいいっていうことなんですよね。

何か不安なことがあるならば

また、売上高はそれほどでもないとか法人成りする予定がないとかって言う場合であっても、税金について不安なことがあるならば一度相談してみたほうが良いかもしれません。

特に、悪いことは全然していないつもりだけれどもある日突然税務署員がやってきて無茶苦茶な課税をされて身ぐるみ剥がされたらどうしよう・・・?なんて不安を抱えているんだったらそういった点について相談し、守ってくれる人がいるというのは普段仕事をする上では精神的な安定に繋がるでしょう。

ネットビジネスの場合には

逆に、ネットビジネスを手がけている個人事業主の場合には経理の手間なんかもほとんどなく、非常にスッキリした帳簿状態になっていることもあります。

税理士ほど詳しい知識がないとしても普段の経理作業はほとんどやることがないわけですし、確定申告なんかも慣れてしまえば数十分で自分で終わらせることも可能・・・という人が結構いるんじゃないでしょうか?

そういうケースだと、自分自身でできることをわざわざ税理士に高いお金を払ってやってもらう必要が無いわけです(決算を頼んだら時給何十万になることか・・・)。

ネットビジネスをしている個人事業主の場合には、むしろ今までちゃんと確定申告をしていなかった人のほうが今後は問題になってくるでしょう。マイナンバー制度やら何やらで所得についてもかなり捕捉されてくるでしょうし、(ここを読んでいる人の中にはいないでしょうけど)全くの無申告で何年も切り抜けられるほど世の中甘くないわけですから。

もちろん、節税対策について知りたいとかもっと事業規模を大きくしたいというのであれば早い段階で懇意の税理士を作っておく方がいいと思いますけどね。

【参考】

『個人事業を開業した30歳の男です。税金の計算って、自分でやらなきゃいけないんでしょうか?会社みたいに誰かが勝手にやってくれるものではないのですか?』

個人事業主は自分の税金の計算を自分で行ないます。そのために毎年確定申告を行っているわけですね。どう見ても放っておいたら誰かがやってくれるわけではありません。その『誰か』がいないわけですから・・・。

年間で発生した所得や経費、控除額など色々なものを表に記入して計算していくと、最終的に支払う税金の額がわかるという仕組みが確定申告です。で、自分で税金の計算をしたときに間違っていたり、税金をちょろまかしていたりしないかチェックするのが税務調査。

会社にいた時は、会社に調査が入ることはあっても個人の税額について税務調査官が自宅にやってくるということはありませんでしたよね?あれは会社の担当者がいちいち個人の税金を計算してくれていたからなのです。第一、会社員をやっていると税金も天引きされているので自分がいくら税金を払っているのか知らないという人だっているはずです。っていうかほとんどです。知ったところでムカつくだけですしね。

下手すると、自分が払っている税金は消費税だけだと思っていたり・・・。所得税も住民税も払っているんですよ。

○税金について教えて下さい!

さて、話を戻しますが、税務署は納税者本人から「税金について教えてくれ」ってくる場合はニコニコ笑顔で大歓迎してくれます。忙しい時期は別ですが、普段は手取り足取り・・・というほどでもないですが、わからないことは親切に教えてくれるものです。

そりゃまあ、わからない人を放置しておいたら税金が取れませんし、相談を放置した税務署員は署内で減点対象になるでしょうから。確定申告の時期には各地で相談会も開かれています。記入の仕方などが全くわからないという場合には、相談に一度行ってみると良いのではないでしょうか。

昔はこういった直接税務署に乗り込んでの相談には冷たかったようなのですが、最近はインターネットを含めて多くの人の目が厳しいですから冷たい対応を取ることは少ないです。

私なんか、超駆け出しの頃に全然やり方が分からなくて税務署に行ったらちょうど暇だったのか若いおねーさんがほとんど替わりにやってくれたなんてこともありました(開業初年度で記入することがほとんどなかったということもありますが)。

 
ただし、注意点が一つ。相談会で「税理士を紹介してください」と言わないように。たぶん税務署OBの税理士を紹介されます。大抵はあまり現場を踏んでいません。

税務署出身の税理士をうまく使える人っていうのは、グレーゾーンの節税をしている人だけ。もちろん税務署出身の税理士にだって優秀な人はたくさんいるわけですが、自分の足で自分に合った税理士を探したほうが長い付き合いになるわけですからいいと思いますよ。

 
ただ、あなたが普通に事業をしているというのであれば、わざわざ自分で探して高くてイマイチな税理士だった、という事になるよりはネットを使って条件に合った税理士を紹介してくれるサービス(ページ下部で紹介しています)を使ったほうがいいでしょう。

断然安いし断るのも簡単なので気楽ですし、料金交渉を自分でやらずに済みますから。

 
正直な話、事業規模によっては税理士に完全サポートしてもらうとその分だけ赤字が増えて大して意味がなかった、ということもあります。税理士との契約形態にも色々ありますので、自分の税務処理能力や出せる金額に合わせて税理士探しを考えるのがいいと思います。

安くて優秀な税理士を探しているなら

・新しく税理士と契約したい
・今の税理士の顧問料金が高すぎる
・業界に詳しくない税理士を避けたい
・他の顧客からの評価を知りたい
・自力での節税に自信がない
・とにかく全部プロに任せたい

安くて優秀な税理士を探している経営者に人気のサービスです。

こちらをクリック ⇒ 税理士ドットコム

【メリット】

・税理士と面談して契約するかどうかを判断するだけで済む
・紹介料なし。何度でも無料で紹介
・自分で顧問料や決算料を交渉する必要がない
・全国対応、24時間受け付け
・メールまたはFAXで紹介
・業種別で得意分野を持つ税理士を紹介

【デメリット】

・100%税理士を紹介してもらえるわけではない
 コーディネーターが「今あなたが契約している税理士のほうが安い、あるいは優秀」という判断をした場合には新しい税理士を紹介してもらえないこともあります。

このページの先頭へ