税理士の料金相場(個人事業主・法人)はこの位。下げる方法は?

個人事業主でも小さい企業でも、確定申告をしたり節税をしたりっていう時に気になるのは税理士の料金相場。安い料金で節税してくれるんだったら顧問契約をしたいし、高いんだったら頼まずに自分で今後もやった方がいいわけですが・・・

税理士の料金相場についてちゃんと知っておかないと、何年も無駄な税理士費用を払い続けることになるので非常に危険です!

どれだけ本業を頑張っても、味方だと思っていた税理士に利益を吸い取られ続けることになるでしょう。

ということで、色々と税理士の料金相場についてリサーチしてみました!ここではだいたい1000万円以下の売上である個人事業主に対する報酬料金を調べています(注意書きがない限りは以下で記載していく金額に消費税がかかります)。

 また、新しく税理士と契約するor今の税理士を変えたいという場合に『希望に合った税理士探し』『税理士費用の交渉』を無料で代行してくれるサイトも紹介します。 
 

一般的な税理士の料金相場

 月額顧問料決算料年間合計その他
東京都中野区のK会計事務所2万円10万円34万円
愛知県名古屋市のY税理士事務所1万5千円6万円24万円記帳代行は月100仕訳で3000円
熊本県熊本市のN税理士事務所2万円8万円32万円
神奈川県横浜市のS税理士事務所2万円10万円34万円
東京都港区のR会計コンサルティング2万5千円5万円35万円
ネット相談可能なB税理士法人2万5千円15万円45万円

日本税理士連合会が調査した個人事業主に対する月額顧問報酬は半数が~3万円、法人に対する顧問報酬は80%が~5万円となっています。

決算報酬については50%が5万円以下、30%が10万円以下(個人事業主の場合)。法人の場合には20%が10万円以下、40%が20万円以下、20%が30万円以下となっています。

この辺りが平均的な税理士報酬金額となっているようです。これで高いと感じるのであれば料金の値下げ交渉などをする必要があるでしょうし、現在契約中の税理士料金がこれ以上取られているいうのであれば思い切って変更しないといつまでも損をし続けることになります。

安い価格で頼める税理士を探す方法

ここまで例として挙げた税理士料金は、いずれも専門のサイトを通さずに依頼を行った場合の価格です。

なるべくだったら料金が安くなったほうが当然良いわけなんですが、その場合には税理士を無料紹介してくれるサイトを利用するのが良いでしょう。無料紹介だけではなく料金交渉も紹介と同時に代行してくれるので、関係を悪くしたくないという場合には使えるサイトですね(紹介される税理士側でもある程度料金交渉が入ることを受け入れています)。

こちらをクリック → 税理士ドットコム

このサイトを利用した人の65.8%が顧問報酬の引き下げに成功した実績があります。

 月額顧問料決算料年間合計その他
東京都のWEBデザイン業の方1万円6万円18万円
神奈川県の建設業の方1万2千円0円14万4千円決算料は月額顧問料に含む

これは事前にコーディネーターがヒアリングして税理士を選定し、予算の範囲内になるように交渉してからの紹介になる、ということがポイントです(ただ単にその辺の税理士を紹介しているだけでは仲介の意味が無いわけですから)。

【利用するメリット】

・税理士と面談して契約するかどうかを判断するだけで済む
・何度でも無料で紹介してもらえる
・自分で顧問料や決算料を交渉する必要がない

【デメリット】

・100%税理士を紹介してもらえるわけではない
 コーディネーターが「今契約している税理士のほうが安い、あるいは優秀」という判断をした場合には新しい税理士を紹介してもらえないこともあります。

顧問報酬の引き下げ例

これまでに上記の紹介サイトを利用して顧問報酬の引き下げに成功した例を紹介します。

上では売上が1000万円以下の事業主の例について紹介しましたが、ここではもっと年間売上が多いために税理士報酬が高額になっている場合の例について紹介していきます。

1 東京都の飲食業

変更前 103万5000円
変更後 69万3000円
年間34万2千円の節約

2 大阪府の不動産業

変更前 136万5000円
変更後 94万5000円
年間42万円の節約

3 愛知県の不動産業

変更前 52万5000円
変更後 28万3500円
年間24万1500円の節約

4 宮崎県の整備業

変更前 55万6500円
変更後 44万1000円
年間11万5500円の節約

 
こちらをクリック → 税理士ドットコム

とにかく顧問料を下げればOK、ということではない

ここで間違いやすいのが、とにかく顧問料を下げるためだけの交渉をしてしまって肝心のサービス内容までも落とした契約にしてしまう人がいる、ということなんですよね。

相場よりも料金が安いに越したことはありませんけど、それによって本来税理士にやってもらいたかったサービスが受けられなくなってしまったら意味がありません。

どういった業務内容・サービスを希望するのかをはっきりさせた上で、そこから価格交渉をしていくというのが良いやり方ですね。

税理士と顧問契約をするか?しないか?

・・・と、見ての通り自分自身で税理士と顧問契約をする場合には結構年間の料金相場が高いんですよね。

ただ、一番最初に挙げた例はいずれもウェブサイトを所有している税理士事務所なので(つまり他と比較されやすいのでこれでも料金が低めに設定されていた)、ウェブサイトを所有していない税理士事務所を自分の足で探したり税務署の紹介で出会ったりした場合にはもっと高い料金相場になってしまう可能性があります。

 
ビジネスを始めたての個人事業主や中小企業の場合には、上記のような顧問税理士への顧問料や決算料はとても払えないという場合がほとんどでしょう。上手いこと節税に成功したとしてもおそらくその金額を料金相場の方がはるかに上回っているでしょうし、毎年それだけの余裕資金を生み出せるかとなるとかなり疑問ですよね。

実際の所、個人事業でも法人化していても、税理士費用が高すぎて経営を圧迫している(しかも全然役に立たない)とかそもそも契約するほど資金に余裕がないって言うことも多いでしょう。顧問契約して全部やってもらえば年間30万から50万くらいの費用がかかるわけですし、売上が1000万円とかそこら辺だと明らかに税理士費用が高過ぎると感じるはずです。

基本的にはある程度の金額が儲かっていなければ税理士に色々と節税策を練ってもらう意味が無いでしょうし(赤字だったら節税以前の問題ですから・・)、税理士との顧問契約となるとなかなか踏み出せないという経営者がほとんどではないでしょうか?

もちろん、普段の経理処理や確定申告について全くわかっていないというのであれば自分で勉強するか顧問税理士をつけるかのどちらかしか選択肢がありませんし、変なことをして余計な税金を支払うようになるよりはマシだという考え方もあります。

自分の力で何とか節税したい・節税について勉強したいという場合

そういったわけで税理士を頼むほどのお金はないけれども何とか節税したいという人の場合には自分で勉強していくしかないんですね。

もちろん自分で勉強した上でどうするか考えて顧問税理士をつけてもいいわけですし、その辺は自分の事業規模と手持ちの資金などと相談して決めていくと良いのではないでしょうか。顧問税理士自体は別に無理してつける必要があるわけでもないですし(法律で強制したら個人事業主なんか皆事業をやめちゃいます)、ある程度売上も利益も伸びてガッツリと節税したくなってからでも遅くはないでしょう。

【参考】

昔から付き合いがあってずっと顧問料を払い続けているんだけれどもあまり節税には役立っていないとか、電話に出ない・コールバックがないなんていう税理士と顧問契約して困っている・・・なんていう経営者も結構いますよね。

こうした時に顧問契約を打ち切るのは心理的に結構難しいかもしれません。やはりあまり深い部分には触れずに親戚が税理士になったとか知り合いが税理士になったとか婉曲に顧問契約の継続をお断りするしかないでしょう。たとえ全然役に立たなかった税理士でもビジネスマンとして不合格な税理士でも穏便に話を進めた方が無難です(むしろビジネスマンとして不合格だからこそ怖い)。

 
○怖い税理士や怒る税理士はどうしたらいい?

事業主側がやるべき事をちゃんとやっていなくて怒られるというのであれば仕方のないことですが、それとは関係なくいつも不機嫌だとか態度がでかいとかやたら偉そうとかっていう税理士はちょいちょいいるんですよね。

どうしても「先生」と呼ばれる立場になると少しずつ大きな態度になっていってしまうもののようなんですが、こっちがお金を払っているのにそんな態度で接されたら非常に気分が悪くなるでしょう。

参考:「できる税理士」「だめな税理士」

そんな人相手だといくら顧問料や確定申告などの料金が相場よりも安いからってこの先何年もお付き合いして行きたくはありません。料金・費用だけが全てを決めるわけじゃありませんからね(ただし、大抵の場合にはそんな税理士事務所は相場よりも値段が高いことが多いです)。

ネットを使わずに適当に近所の税理士を選んだり、誰かに紹介してもらったりするとこういった問題が生じがちです(ついでに「顧問料は安くしておきますよ」とかって言われて実際は相場よりも高い料金を請求されていたり)。

選ぶ段階で間に誰か専門家を入れてちゃんとした人を紹介してもらわないと後々大変です。「知り合いの紹介」だと、大抵はろくな事になりませんから・・・。

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