個人事業主の確定申告で必要な提出書類は

個人事業主の確定申告。申告内容によっていくつか提出(添付)する必要のある書類があります。自分一人で確定申告しようと思うと、何を揃えたらいいかよく分からないものなんですよね。

多くの人に関連すると思われる提出書類について見ていきます。

青色申告をする人・・・青色申告決算書

ここを読んでいるあなたは多分青色申告だと思うので、青色申告決算書を提出することになりますね。あとはもちろん確定申告書です。一般的な会計ソフトでしたら普通に帳簿入力をして決算書類を作成すればどちらも出てくるのではないかと思います。白色申告の人は収支内訳書を提出することになります。

現在はほとんどの人がe-taxを使っているはずなので、指示通りに入力して最後まで終了できれば恐らく問題無いでしょう。一度青色申告で確定申告を終えていれば、翌年度以降は全く迷うことなく進められる部分ではないかと思います。

医療費控除を受ける人・・・医療費の領収書

医療費の領収書については、後日必要になる場合には提出ではなくて提示という形を取ることが可能です。医療費については別のページで詳しく書いています。

家族が複数人毎週病院通いをしている・・・なんていう場合には医療費の領収書についても相当な分厚さになることが予想されますが、量が多いからってちゃんと保管していないというのはダメですよ。

社会保険料控除を受ける人・・・社会保険料控除証明書

国民年金保険料の掛金については控除の対象になります。年末近くなると控除証明書が郵送されてくるので、書いてある指示に従って貼りつけて提出することになります。特に控除証明書を申請しなければならないなどということはなく全ての人に送られてきます。

国民健康保険料(または国民健康保険税)についても控除対象です。順調に事業を行なっている個人事業主の方は健康保険の控除額はかなり大きい物になるはずですので、確定申告時には記入を忘れずに。

生命保険料控除を受ける人・・・保険料を支払った証明書

生命保険会社から、国民年金と同様に証明書が年末に郵送されてくるはずです。確定申告書と一緒に提出することになります。現在インターネット上で確定申告書を作成できる環境にある人は、自身で入力した内容に従って、最後にどんな提出書類が必要かという一覧がリストアップされます。それを見ながら提出書類を用意すると確定申告もスムーズですね。もっとも、用意していないと確定申告が進まないというのも事実ではありますが・・・。

また、以前は生命保険料控除は面倒くさい計算を自分でやらないとダメだったんですが、インターネット上で利用できる確定申告書作成コーナーだと数字を入れるだけで勝手に計算結果ができるので楽ですね。給与所得者がやっている年末の計算よりは全然簡単です。

小規模企業共済掛金払込証明書

節税対策として小規模企業共済を利用している人も個人事業主の中にはたくさんいると思います。小規模企業共済の掛金について所得控除を受けるためには当然その証拠が必要となるので、確定申告の添付資料として小規模企業共済掛金払込証明書が必要です。

小規模企業共済については加入している方と加入していない方がいると思いますけど、一応このサイト内でも何度か予定利率だとか信用できるかとかって言うことについても書いています。

⇒ 小規模企業共済って破綻しないの?
⇒ 節税額以外に気になるのは予定利率

【参考】

最近はe-taxで申告書を作成すると、最後(だったかな?)に提出が必要な書類の一覧が出てくるのでそれに従えば基本的にはOKですね。郵送で提出する場合でも直接持って行く場合でも事前に提出書類リストをチェックして不備の無いようにしておきましょう。申告書の作成自体は入力ミスなどがあればその先には進めないようになっていますから、昔よりはスムーズに作成できる人が多くなっているのではないかと思います。

○偽税務署員にご注意を!

税務署員を装った振り込め詐欺が最近発生しているようです。国税庁から注意喚起がなされています。

税務署や国税局では

1 還付金受取のために金融機関等の現金自動預け払い機(ATM)の操作を求めることはありません。

2 国税の納税のために金融機関の口座を指定して振込みを求めることはありません。

のでご注意ください。

○初めて還付金を受け取るなんて言う場合

個人事業主でこんな振り込め詐欺に引っかかるような人は少ないと思うんですけど、初めて還付金を受け取るなんて言う場合には何せ初めてのことですから引っかかってしまう可能性がありますよね。っていうか、誰か引っかかってしまったからこそこうやって国税庁側でもわざわざ注意喚起をしているんだと思いますけど。

むしろ同じページに書かれていた『偽税務職員』の方が個人事業主としては引っかかる可能性が高いんじゃないかと思っています。こっちはですね、まぁ見たまんまなんですけど税務署員を装って金庫を開けさせ現金とかカードを盗んだり、金融商品の取引について手数料の支払いを要求したりと結構やりたい放題やっているらしいです。

っていうか、税務署員が「手数料よこせ」なんて言うわけないじゃないですか・・・。もしかすると引っかかった人は脱税していてそれを見逃してもらうための賄賂のつもりで払ってしまったのかもしれないですね。

○税務署員が調査を行うときには

根本的に税務署員が調査を行うときには身分証明書を見せるわけですし、現金を無理やり持って行くということはありません。無理やり差し押さえて領収証とかを置いていく場合はありますが(笑)

何か怪しいと思ったら税務署とかに直接確認した方がいいですね。ってか税務署側が「確認しろ」って言ってるわけですから確認してください。

もっとも、最近は国税局OBが脱税を手助けするなんていう事件も起きたりしているわけで、絶対的な信頼が置けるかどうかっていう問題も発生しているわけなんですが・・・。とりあえずこの件に関しては還付金詐欺があるっていう事を認識して引っかからないようにするくらいしかないんでしょうね。

○還付金詐欺とは・・・

念のため還付金詐欺について説明しておくと、犯人が税務署員や社会保険事務所職員だと名乗って電話をかけたり郵便が届いたりするものなんですね。この時に払った税金とか医療費とかが戻ってくるように思い込ませ、そのための手続きとしてATMへ行かせ、指示通りに操作をさせるという手口です。

ATMへついて(税務署員や社会保険事務所職員だと名乗っている)犯人に電話をすると、指示通りに操作をするように求められ(操作をする事でお金が振り込まれてくると思い込まされ)、逆に犯人の口座に自分のお金を振り込んでしまっている、というわけですね。

冷静に考えればATMを操作して自分にお金が振り込まれるなんてありえない話なんですけど、多くの方が引っかかってしまっている現状を見る限りでは『ATMには自分の知らない機能があって税金や医療費を返してもらう機能がついている』と思い込まされちゃってるんでしょうね。

○2014年現在でも被害は続く・・・

国税庁から冒頭の注意喚起が大々的にあったのは2012年なんですが、この記事を最初に書いた時から2年経った2014年夏でも相変わらず還付金詐欺に引っかかってしまう人が後を絶たないようです。

・2014年8月13日 足利市内で還付金詐欺4件(それぞれ100~200万円)発生
・2014年8月15日 広島市内で医療費還付金詐欺4件(総額284万円)が発生
・2014年8月25日 佐賀県警捜査2課が、佐賀市と唐津市で5件(総額330万円)発生と発表
・2014年8月28日 新潟県新潟市で70代女性が医療費還付金詐欺で150万円の被害

等々、ちょっとした期間だけに絞ってもかなりの被害が発生しているわけですね。

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