法人成りのメリットは債務の有限責任!・・・のわけがない

節税するために法人成りを考えている、という個人事業主の方はたくさんいます。で、インターネットとか書籍とかで法人成りについて調べてみるわけですよね。あなたも一回くらいは調べてみたことがあると思います。

で、法人成りのメリットにはこんな事が書いてあったりします。

  • 税金が安くなる(ことがある)
  • 決算期を自由に選ぶことが可能になる
  • 退職金を支払うことが可能に
  • 信用力が大きくなる
  • 事業に失敗しても経営者は有限責任

・・・などなど。

事業に失敗しても経営者は有限責任?

今回は最後に書いた「事業に失敗しても経営者は有限責任」という点について考えてみましょう。要するに、それは本当にメリットなのか?ということです。

大抵の書籍(とかインターネット)では、経営者が保証人になっていなければ、債務は法人のものなので有限責任です。安心です!なんて書いていますよね。見たことありますよね?これはつまり、要するに、予想外の損失が出ても個人保証をしていなければ社長が責任を負わされることはありませんよ、と言っているわけです。

あなただったらそんな相手に金を貸しますか

本当にそうですか???
逆に考えてみましょう。逆(金を貸している側・損失を受ける側)から見たら、予想外の損失が出ても個人保証をさせていなければお金は帰ってきません。あなたが貸し手だったらどうします?こんなふざけたシステムで金を貸しますか?絶対個人保証をさせた上で貸す、もしくはそんな信用のない会社に金は出しませんよね。

世の中うまい話はありません。社長(とか上層部)に個人保証をつけないで金を貸すお人好しなんていないんです。なんでこんな話が広まっているんでしょうかね、本当に。

あと、ついでに書くと「会社だから信用される!信用度アップ!」なんて考える人は今の世の中ほとんどいないと思います。嘘だと思ったらとりあえず会社を作って大きめの銀行に行き、社用の銀行口座を作ってみてください。十中八九作ってもらえませんから。

「会社をやめて独立しても自分についているお客は皆自分の方に来てくれる」と思っちゃう脱サラ寸前のサラリーマンくらいおかしな話です。

結局は経営者の責任

大体にして、そんなうまい話があったら銀行から金を借りまくって(まぁ借りれるかどうかがそもそも問題ですけど)競馬なり宝くじなりにつぎ込んで当たったら返済して残りはまるまる大儲け、外れたら有限責任だから関係ないよーなんてことをやりだす輩が出てくるに違いありません。

でも実際にはそんなことはできないので債務は有限責任ではないってことなんですよね~。建前上有限責任であるだけで、結局は最後の最後まで経営者は責任を取らなければなりません。有限責任なのは公開株の株式を購入した人だけですよ。

大王製紙事件みたいなことは稀に起こりますけど、あれって有限責任だから許しましょう!なんてことになってますか?なってないですよね。もっとも借り入れた分を返済できるかどうかって言われたら100%無理でしょうけど。それに実刑判決喰らってますし。

・・・でも、あのくらいの大事件だと債権者から
「んじゃ有限責任だから別にいいですよ!気にすんな!ドンマイ!」
とかって言われる方がよっぽど怖いですよね。夜道を一人で歩けないどころか一生外出できなくなりそうです。

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