個人事業主の確定申告は、コツをつかめば超簡単!

初めての確定申告、正直言って面倒そうだし、よくわからないし、
とにかく気が重いという人がほとんどなのではないかと思います。税理士に日頃からお世話になっていれば、確定申告も簡単ですし、そもそもこのサイトを見てはいないと思うのですが、ほとんどの人はそうではないでしょう。

実際のところ、毎年毎年確定申告でやらなければならないことは決まっていますし、特に経営上変わったことがなければ大方はパターン化されたものに数字を入力していくだけです。

特にインターネット上で提供されている確定申告書等作成コーナーを利用することで個人事業主の場合には非常にスムーズに確定申告作業を完了することが可能になっています。

ただ、その数字を揃えていくというのができないという人が結構いる。売上がいくらで、経費がいくらで、という数字をちゃんと準備していれば問題ないのですが、では予めどんな準備をしていれば良いのでしょうか。

申告期間前から準備を

個人事業主の確定申告は、翌年2月16日から3月15日までと期間が決められています(休日にかかっている場合にはもうちょっと長くなります)。しかし、この1ヶ月間に確定申告の準備をして申告をするというわけではなく、申告期間前のいつもの仕事の中で準備は進んでいます。・・・進んでいるはずです。

仕入れをしたり、物を売ったり、必要なものを買ったり、給料を支払ったり・・・。日々お金のやりとりを誰にどのくらいしているか、という計算をして税金をいくら払わなければならないか算出するのが確定申告です。

つまり、毎日の取引について普段から納品書や領収書を整理・貴重しておく必要があります。逆に言えば、ちゃんと帳簿をつけていれば確定申告の時期になってから焦ることもありませんし、恐れることもありません。

普段の整理整頓が肝心

帳簿をちゃんとつけていないという人は、確定申告の時期になると大変です。領収書などを引っ張り出してきて年度の最初から計算していくことになります。普段から整理整頓をしていない人の場合には、領収書の保管なども適当でしょうから、なかなか申告書の作成が進まないことでしょう。

確定申告の作成書類は、どこにどの数字を入れていけば良いのかちゃんと説明がありますから、領収書などを保存して帳簿をちゃんと付けていればきっちり計算が合うことになっています。

とは言っても、そんなに簡単にできないよ・・・という人もいるでしょう。確定申告がよくわからない、どうしたらいいんだ、という人は、整理整頓の部分をおろそかにしているというひとが多いのではないでしょうか。

過ぎたことは仕方ないので、今日からちゃんと帳簿をつけていきましょう。年明けに不安な気持ちで申告期間を迎えたくないのならば・・・。

 
帳簿の付け方とか確定申告そのものがよくわからないとかっていう場合には、税理士と顧問契約を結ぶのが無難でしょう。

顧問契約の形態にもいろいろあって、「全部やってもらう」「確定申告だけやってもらう」「帳簿付けは自分で、それ以外は税理士にやってもらう」という選択も可能ですから(選択できない税理士はNG)、税理士費用とあなた自身の税務知識とを検討してなるべく安くやってもらいましょう。

 
ちなみに私は以前は確定申告書の提出が終わった後に領収書とかの書類を綺麗に収納し直していたんですけど、2011年に確定申告書を提出したのが3月11日だったんですね。それで帰ってきて書類とかを全部出して収納し直していたらアレですよ。

もう家の中が何が何だか分からない状態になりまして、綺麗に収納するどころかグチャグチャに。それで済んだだけマシといえばマシだったとは思いますが・・・(というか海から数キロ地点に住んでいたのでそれどころではなかったんですが)。

 
それ以来綺麗に収納し直すっていうことはやめました。もう、ある程度まとまって見やすくなっていればいいかな~という感じもしますので・・・

【参考】

青色申告特別控除には2種類の控除があります。(平成26年追記)

○65万円の青色申告特別控除

多くの人が利用しているのはこちらですし、これから青色申告にするという人が考えているのもこちらです。65万円の控除を受ける条件は以下の通りです。

・事業所得か不動産所得の生じる事業を行っていること
これは当然ですね。事業収益があるからこそ控除の話も出てくるわけですから。

・事業所得、不動産所得に関する取引を正規の簿記原則に基づいて記帳すること
ここが難しいと思っている人がほとんどでしょう。実際にはちょっとやってみればそんなに難しいというわけではないのですが。多分「複式簿記」という表現が複雑そうな印象を与えているのだと思います。

・上の記帳に基づいて損益計算書と貸借対照表を確定申告書に添付して期限内に提出すること
これは手動で計算するととても大変です。しかし、記帳するときにソフトを使っていれば普通はボタン一発です。別にテレビCMでやっているような高価な会計ソフトを使う必要はないと思いますし、逆に余計な機能がつきすぎていてワケがわからなくなる個人事業主の人は多いかと。

○10万円の青色申告特別控除

上記の65万円控除を受けない青色申告者も10万円の青色申告特別控除を受けることができます。・・・複式簿記なんてわからないよ!という人も一度やってみた方がいいのではないでしょうか。わからなければ勉強した上でちゃんと確定申告の準備をすれば結構簡単です。誰かに教えてもらってもいいでしょう。高いお金を払って税理士に頼むのは最後でもいいのではないでしょうか。特に個人事業を始めたばかりの人はお金もないですし・・・。

○青色申告には申請手続きが必要

青色申告を行なって控除を受けるためには納税地の所轄税務署長に対して申請手続きを行う必要があります。とは言っても特に難しいことではなくて、『青色申告承認申請書』というものを提出すればそれで終わりです。

青色申告承認申請書については税務署に行けばもらえますし(入り口に置いてあって勝手に持って行って良い税務署もあります)、記入方法がわからなければ税務署員に聞けば教えてくれます。署員がいじわるして教えてくれないなんてことはありません(笑)

ちなみに申請手続きについてですが、新たに青色申告でやってみようかな~、という人はその年の3月15日までに提出。新規開業の場合には事業開始から2ヶ月以内に税務署に書類を出してください。新規開業で1月15日以前に事業をスタートさせた人の場合には3月15日までで大丈夫です。

○どんな節税策よりも真っ先に提出するべき

世の中に溢れている節税方法っていうのは結構「お金を使って控除額を増やす」タイプのものが多いんですよね。効果的な経費の使い方ができて合法なのであればそれでも良いんですけど、中には明らかに無駄金を使って経費を増やしているケースもあります。

100万円無駄遣いして30万円節税する・・・70万円の損

っていうことが理解できていない人が意外と多いみたいなんですよね。それに引き換え青色申告特別控除の場合には要件を満たすだけでお金を使わずに65万円の所得控除が可能になるわけです。これよりも効果的で万人が使える節税策は他にはほとんど無いでしょう。

 
それなりに利益が出て納税額が多くなってきたという場合にはもちろん青色申告するだけでは節税対策として不十分ですね。

他に何も対策を取っていなければただただ無駄に税金を払い続ける羽目になりますから、ある程度の利益が出ている場合には(出そうな場合には)税理士をつけることを考えなければいけないでしょう。

 
大儲けした人が税理士をつけずに節税対策をしようとすると、

「経費を無駄遣いして結局手元にお金が残らない」
「無駄遣いした上に税務調査で否認される」
「そもそも確定申告自体から逃げる」

ということになりがちなので。

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